2013年09月15日

素敵な要望書

現在、基本設計中のお客様から届いた要望書。
20130915-2.JPG
小学生の娘さんが描いてくれた素晴らしいイメージスケッチです。
細部の描き込みまで夢がギッシリ詰まっていて、
「全て見落とさずに実現してね♪」
と思わせるパワーが満載です。

設計時には、お客様の要望を実現する為に、様々な方法でイメージの共有を計っています。
・会話
・文章
・写真
・イメージ図など。
最も解りやすいのは【写真】ですが、お客様の『好みの方向性』を読ませて頂きます。
また【会話・文章】では、「室数・面積・家族構成」など
具体的な内容を伝えて頂くには最適ですが、建物のイメージを伝える上ではイマイチです。
文章や会話の中で使われる建物を表現する言葉には抽象的なモノが多く、
「和風・洋風・モダン・シンプル・明るく・広く・カッコ良く・オシャレに・・・等々」
個人毎で定義が異なりそうな言葉では、イメージの共有は困難です。

その代わりに【手描きスケッチ】は、イメージを伝えて頂く手段として最適です。
「絵が上手くない」
「上手に表現できない」
という方が多いと思いますが、全く関係ありません。

<そこにどんな想いを込めて描いているのか?>

それを読み取り事を目的として見させて頂きます。
間取りでも、外観でも、室内のイメージでも、描き込んだ想いを拾おうとジックリ見ます。
文章で表現するには、適切な言葉が必要になりますが、
絵で表現する際には、「なんとなく」といった表現ができますし、
無意識のイメージが反映されやすいモノです。

今回頂いたスケッチには、娘さんの要望がギッシリ詰まっていました。
「まだ両親と一緒に寝るけど、自分の部屋も欲しいよ!」
「私の部屋はリビングの隣にしてね!」
「窓の外に山が見えるようにしてね!」
「自転車を室内に置けるようにしてね!」
「パパは車が好きなんだよ!」
「ママはお花が好きなんだよ!」
「私は愛犬と外で気持ち良い空気を吸いたいんだよ!」

夢いっぱい詰まった要望書にプレッシャーを感じますが、是非ともこの期待には応えたい!!
と、仕事の枠を超えた想いを掻き立てられました。

家造りの際には、設計士に正確に要望を伝える事が、大変重要な第一歩となります。
人には見せませんが、僕のスケッチも上手ではないので・・・(^-^;)


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posted by カマタ at 14:44| Comment(2) | 日記