2014年02月20日

過去最大の積雪を経て

関東甲信越地方で2/15〜16にかけた降雪は、これまで経験したことのない大雪となりました。
長野県の東信地域は、寒さは厳しいものの降雪は少ない地域です。
例年では冬季に3回程度の降雪があり、積雪も10cm程度です。
今回は100cmを超える降雪が一晩であり、道路・鉄道共に全ての交通網がマヒとなりました。
気候変動による影響なのか、単に南岸低気圧と寒気が重なった偶然なのか。

建築設計の上では、その地域の気候特性を十分に把握する必要があると考えます。
しかし、生まれ育ち長年生活している地域の特徴を十分に理解していたつもりでも、
不意に例外的な様相を見せるのが自然だと感じました。
設計時に積雪加重を計算していても、たった一度の想定外の積雪で建物は被害を受けてしまう。
今回の大雪では、カーポートが雪の重さに耐えられず潰れてしまう被害が多数見受けられた。

IMG_5516b.jpg

屋根の崩落は、人命を奪う可能性もあるので、想定外で許される事ではない。
しかし万全に備えて、過剰な強度を持たせても、無駄なコストになってしまう。
この加減を決定していく事が設計者の責務でもある。
今後は寒冷地であり豪雪地として検討するべきか否か。。。
積雪に対しては、住人の建物に対する正確な知識と管理で対応できると思われます。
「○○cm以上の雪が積もったら、雪を下ろさなければならない!」
そんな一言の知識を住人へ伝えておく事だけで、難は逃れられるのかもしれない。
自然と対峙せずに、如何に順応するかが重要なのだと感じました。
posted by カマタ at 01:31| Comment(1) | 日記